
モノづくりの現場を支える、業界トップレベルの人材採用力。その戦略を支える、頼れる採用パートナーとして
- 業種:
- 製造派遣
- 課題(目的):
- 工場採用における人材の質と量の確保

“はたらく力で、イキイキをつくる。”をミッションに、全国のモノづくりの現場を人と技術で支えているUTグループ株式会社。
1995年に創業した同社は、日本の製造業が直面している主に採用面のお困りごとを解決し、これからの働き方のプラットフォームの役割を果たしています。今回は、UTグループ執行役員小野様と採用企画ユニットの眞部様に、事業内容や採用の課題感、「ジョブハウス工場」を導入した理由や成果などについてお聞きしました。
- 目的
-
- 工場採用における人材の質と量の確保
- 効果
-
- スピード感・安定感のある人材確保により、採用力の底上げを実現
日本の製造業に、質の高い人材を生産量に合わせて提供できる
まずは御社の事業内容から教えてください
眞部さん
全国の製造業・半導体事業を支える製造現場の人材派遣や人材紹介などを行っています。主な分野は、半導体・エレクトロニクス、自動車関連、電池関連などで、製造請負、半導体製品テスト業務請負なども担っています。
小野さん
日本の製造業が抱えている問題を解決することを使命と考えており、人材不足や生産の変動による労働力調整などの経営課題を解決することにコミットしているのが事業の特徴です。
眞部さん
また、UTグループとして製造現場で働きたい求職者の方が望む仕事を提供できるように組織再編も行っています。その結果、現在は未経験でも大手メーカーの工場で活躍し、安定した収入が得られる「UTエイム」と、業種問わずに地元で働きたい方に仕事を提供する「UTコネクト」の2つのグループ会社が主軸になり、他さまざまなサービスを展開しています。
主に製造現場の人材派遣や人材紹介事業を行う御社は、お客様企業から見てどの点が差別化や評価に繋がっているのでしょうか。
眞部さん
業界トップレベルの採用力はご評価いただいていると思います。全国に拠点があり、スピード感を持って人材の質と量を提供できることに私たちは強みを持っています。また、人材はUTグループで正社員雇用(無期雇用)しているため、お客様企業のトレーニングコストがかからず、採用後の定着率も高いのが特徴です。
採用力が強みのUTグループにとって、人材採用についての課題感はありますか?
眞部さん
人材を安定的に採用するには、まず数を確保することが大切です。その上で、製造業全体の課題感としてもありますが、お客様企業からは若手の男性に人材ニーズが集中し、女性やシニアの働き場所の確保が難しいことや、エリアによって仕事量のムラがあり、地方の採用効率が悪くなってしまうことも課題として挙げられます。
小野さん
応募いただきたい求職者へのアプローチも、入社祝い金やインセンティブの部分で競争になってしまうことが多く、企業の想いが届きにくいという課題はありました。そこで、中・長期的なキャリアを考えている人にも情報を届けることを意識したり、地域で働きたい人に向けた「UTコネクト」の立ち上げは、その人のライフスタイルを活かした仕事の提案をするなど、時代のニーズに合わせて事業を展開しています。
眞部さん
こういった課題の解決や人材ニーズにあった採用手段として「ジョブハウス」を導入したことは大きかったですね。
安定した人材採用が会社の力を底上げし、信頼につながる
ジョブハウスを導入したきっかけを教えてください
眞部さん
もともと2016年頃から新卒採用関連でお付き合いがありました。そのため、Techouseさんからジョブハウス立ち上げ時にお声かけをいただいたのが導入の背景ですね。
常に採用チャネルは広げていきたいと考えていた中で、ジョブハウスはサービスが製造業に特化していて弊社の事業と親和性がありました。また、担当者がしっかりフォローしてくれる体制もあったので、共に挑戦できるパートナーになると感じました。
実際に導入してみて手応えはいかがでしたか?
眞部さん
人材サービスはどの手法を使っても、タイミングによって採用数がブレることはあります。その中で、ジョブハウスは安定した歩留まりで人材を確保できているので、会社としての採用力の底上げを実感できました。コロナ禍になってから現在までも採用数はコンスタントに右肩上がりで伸び続けている状況です。
採用が安定してくると、事業戦略も立てやすくなるので、さらに信頼してお任せすることができています。
小野さん
また、弊社の状況に応じて、求人記事ごとにプロモーション設定をしっかりとしていただき、今はこの案件の採用に注力したいという希望にも柔軟に対応していただけるところがいいですね。本当に一案件ずつ丁寧に確実にこちらの希望に応えていただけるため、例えば採用単価を上げても投資をして「早期に」「大量に」人材を採用したいといったニーズに対しても、しっかり成果を出してくれています。
眞部さん
ジョブハウスの担当者とは、市場データを踏まえた情報共有ベースの打ち合わせが多く、コンサルティング的な要素も多分にあると感じています。毎回、私たちもとても勉強になっています。
サービスの使いやすさや、機能面ではいかがでしょうか?
眞部さん
現在、ジョブハウスの管理画面を使っている弊社の社員は5-6名ですが、特に問題なく使えています。他社のサービスも使っていますが、ストレスなく問題なく使えるのが価値であると思っています。
業界全体のイメージを底上げするために、企業ブランディングが必要
これから挑戦してみたいことがあれば教えていただけますか?
眞部さん
まず1つに製造業界のイメージを良くして業界自体を盛り上げていきたいという想いがあります。私は中途入社で、前職の業界よりも働く環境の良さを感じています。勤怠管理や安全の配慮、残業や休日の管理など、とても良いところがたくさんあると肌で感じていますのでそこを発信していきたいです。
小野さん
案件ありきで求職者を募るのではなく、求職者に寄り添った採用を追求していきたいです。例えば、面接が嫌いな人はNO面接で採用できる状況を作ったりと、求職者のストレスを減らし、利便性を良くすることで選ばれやすいサービスを生み出していきたいですね。
また、数字面の目標で言うと、2025年には弊社の製造業派遣のマーケットシェアを10%まで引き上げたい。さらに、社員の平均年収を20%あげるような事業を作っていきたいと考えています。これも全て、“はたらく力で、イキイキをつくる。”という弊社のミッションにつながっています。
眞部さん
採用の年齢制限をしているメーカー様も多いですが、求職者の想いやスキルは人それぞれですから年齢の緩和も働きかけられたら嬉しいですね。製造業のニーズと求職者ニーズのバランスを大切にしながら、私たちも企業として成長していきたいと考えています。
小野さん
私たちの役割は、人に寄り添い求職者のニーズを会社に伝えていくことです。そのためにも、今回の記事のように情報を発信していき、企業ブランディングを高めていく努力をしていきたいですね。
とても参考になりました。本日はインタビューをさせていただき本当にありがとうございました!
ジョブハウス工場は
製造業界、
求人掲載数

詳しく聞いてみたい方は
お気軽にお問い合わせください。
